RSIとは?FX初心者でも勝てる利用方法解説!

オシレーター系のテクニカル指標であるRSIといえば、FXの世界でも人気のある定番の指標です。

今回はそんなRSIとはどんな指標なのか、その特徴や見方、トレードでの使用例、注意点、その他のおさえておきたいポイントなどを解説します。

RSIは上級者からもよく使用される実践的な指標でもあります。習得することで、トレードに活かせるでしょう。

注意
本記事で登場するチャートの図はあくまでもイメージです。

相場全体の流れにより分析・ラインは変わってくるのである程度の経験が必要になる、ということを念頭に置き本記事を確認ください。

RSIとは?

RSIはオシレーター系の指標の一つであり、レートの買われ過ぎもしくは売られ過ぎを客観的に分析したい時に役立つ指標でもあります。

その他にも、RSIの位置関係を見ることで、現在の相場は上昇傾向にあるのか、それとも下降傾向にあるのかを把握することが可能です。

実際にチャートで使用すると、以下のようにRSIのグラフが表示されます。

RSIはオシレーター系の指標となりますので、チャートの下にRSIのグラフが表示されるのが一般的です。

レンジ相場などで力を発揮しやすい指標となります。

非常に人気のある指標ということもあってか、どこのFX会社のチャートツールであっても使用できることがほとんどです。そのため、RSIを習得しておけば、どのFX会社であろうとも、問題なくテクニカル分析ができるでしょう。

MEMO
RSIを使用することでレートの買われ過ぎ、もしくは売られ過ぎを客観的に分析できる

RSIを使用する目的

RSIを使用する主な目的というと、レートの買われ過ぎ、もしくは売られ過ぎのサインを見つけたい時など。

RSIより買われ過ぎのサインが出た場合、近くレートが急落する可能性が高いことを示唆します。

その反対で、RSIより売られ過ぎのサインが出た場合、近くレートが高騰する可能性が高いことを示唆します。

だいたいRSIの数値が70%を越えたら買われ過ぎ、30%を割ったら売られ過ぎ、とされています。

あくまでこの数値は一般的な例であり、絶対に正しいというわけではないので注意しましょう。

RSIはレンジ相場のような、一定の範囲内を上下に動くような相場時において役に立ちやすい指標となります。そのため、レンジ相場で勝つ方法を探しているという方は、RSIを一度使用してみると良いでしょう。

MEMO
RSIはレンジ相場に強い

RSIの見方

RSIを使用する場合、チャートの下にRSIのグラフが表示されます。

RSIのグラフは、右側に目盛りがあり、現在のラインの位置がこの目盛りのどこにあるかで、現在のレートは買われ過ぎなのか、それとも売られ過ぎなのかを判断することができます。

例えば以下のチャートの場合。

赤い四角で囲った箇所を見ると、RSIのラインが目盛りの75%を越えていますので、現在のレートは買われ過ぎているというサインとなります。

対して以下のチャートの場合。

青い四角で囲った箇所を見ると、RSIのラインが25%を割っているので、売られ過ぎのサインとなります。

買われ過ぎ、もしくは売られ過ぎのサインが出ると、レンジ相場の場合だと反転の兆しとなります。

対してトレンド相場の場合において、トレンドの方向に買われ過ぎもしくは売られ過ぎのサインが出ると、さらに大きくレートが動く可能性も高いです。

トレンド相場とレンジ相場で、RSIの使い方が違ってきますので、注意しましょう。

この買われ過ぎ、もしくは売られ過ぎのサインが出ず、目盛りの25%から75%の間を推移している時は、もみ合いになっている可能性が高く、トレードをしても稼げないリスクが高いです。

RSIを見る時は、買われ過ぎや売られ過ぎのサインだけでなく、もみ合いになっているのかまでチェックすると良いでしょう。

例えば以下のチャートの場合。

RSIのラインを見ると、25%から75%の間を行ったり来たりしており、買われ過ぎや売られ過ぎのサインが出ていません。

実際、レートをチェックすると、方向感に乏しい展開となっており、予測が難しい状況に陥っています。このような予想がつき難い相場では、初心者ならばトレードは控え、様子見をした方が賢明でしょう。

RSIを利用したトレードの手法

ここまではRSIの見方を解説しました。ここからはRSIを利用したトレードの手法を紹介します。

RSIはレンジ相場との相性が良い指標ですので、まずはレンジ相場での手法を紹介します。その次にトレンド相場での使用法を紹介します。

  1. レンジ相場での手法
  2. トレンド相場での手法

以下より詳しく解説します。

1.レンジ相場での手法

ここではレンジ相場での手法を解説します。

一定の範囲内で上下にレートが動くレンジ相場の場合、どこが天井値で、どこが底値なのかを分析する必要があります。

そこで今回は、RSIの買われ過ぎのサインが出たらそこが天井だと見なしてショート(売)、売られ過ぎのサインが出たらそこを底値と見なしてロング(買)でエントリー。一定の利益が出たら決済をするというトレードルールを前提に話を進めます。

まず以下のチャートより、サインが出ている場所を見つけます。

チャートを見ると、レートが大きく上がっているところで、買われ過ぎのサインが出ています。

ちょうど赤い四角で囲っている個所で買われ過ぎのサインが出ていますので、今回のケースではこの赤い四角以降にショートを入れるタイミングを待つことになります。

この時のポイントなのですが、買われ過ぎのサインが出た直後はまだ上昇トレンドが継続している最中なので、すぐにエントリーをすると、含み損が出るリスクがあります。

含み損のリスクを避けるためにも、いざ反発するまで、ショートを入れるタイミングは少し待った方が良いです。

理想としては、買われ過ぎのサインが出た後にRSIのラインが75%を割った頃合いぐらいが良いでしょう。

やがて待っていると、RSIのラインが75%を割っていますので、ここがショートでエントリーするポイントとなります。

ちょうど147.00円付近でサインが出ていますので、今回はここでエントリーしたとします。

その後、レートは大きく落ち、やがてRSIより売られ過ぎのサインが出ました。チャートを見ると、146.00円付近で売られ過ぎのサインが出ていますので、ここでポジションを決済したとします。

すると、147.00円でエントリー、146.00円で決済ができましたので、100pipsもの利益を稼げた計算になります。

FXの相場は、レンジ相場が8割だと言われています。RSIを極めて、レンジ相場に強いトレードができるようになると、FXで稼ぎやすくなるでしょう。

2.トレンド相場での手法

次にトレンド相場での使用法を解説します。

トレンド相場の場合、いざトレンドが発生すると、RSIのラインが上側もしくは下側にひっつくような展開になります。

今回はその特性を利用した手法を紹介します。

トレードルールは、上昇相場中に買われ過ぎのサインが出たらロング(買)、下降相場中に売られ過ぎのサインが出たらショート(売)でエントリー。一定の利益が出たら決済をする、という前提で話を進めます。

今回はトレンドの方向性を確認するため、移動平均線を併用します。

まず以下のチャートより、移動平均線とRSIを使用し、相場の方向性を確認します。

移動平均線を見ると、下に落ちているので、下降相場であることがわかります。そのため、今回はショートを入れるタイミングを待つことになります。

やがて待っていると、RSIのラインが大きく落ち、売られ過ぎのサインが出ました。これがショートを入れるサインとなります。

チャートを見ると、ちょうど146.80円付近でサインが出ていますので、今回はここでエントリーしたとします。

その後、レートは順調に下降トレンドに従って落ちていき、やがてRSIが50%まで上昇。その頃より下降トレンドの勢いが無くなりました。ちょうど145.50円付近でその兆候が出ていますので、ここで一旦決済できたとします。

すると、146.80円でエントリー、145.50円で決済ができましたので、130pipsもの利益を獲得できた計算になります。

騙しが多いレンジ相場と比べてトレンド相場は比較的騙しが少ないので、初心者のうちはトレンド相場から始めた方が良いでしょう。

RSIのデメリット、リスク、注意点

ここではRSIのデメリットやリスク、注意点などを紹介します。

  1. 騙しがある
  2. トレンド相場とレンジ相場で使い方が違う
  3. 難易度が高い

以下より詳しく解説します。

1.騙しがある

RSIには騙しがありますので、トレードの際には十分に注意しましょう。

騙しとはトレーダーを騙すようなチャートの動きのことです。例えば、レンジ相場時において買われ過ぎのサインが出たとします。

この時、反転の兆しだと判断し、ショートを入れてみた結果、実は騙しで、さらにレートが上昇して損をするというケースなどがまさに典型例です。

RSIはもともとレンジ相場との相性が良い指標ということで、レンジ相場時によく使用されやすいです。

ただし、レンジ相場はトレンド相場と比べて、騙しが多い相場となります。RSIを使用しているからといって、騙しを避けられるわけではありません。

騙しに引っかかると、負けて損をします。余計な損失を回避するためにも、対策を講じておきましょう。

対策

騙しへの有効な対策というと、損切りのルールを遵守することです。

たとえ騙しに引っかかったとしても、損失が拡大する前にポジションを決済してしまえば、損失は最小限で済みます。

勝てる時にしっかりと利益を獲得しつつ、負けた時には潔く損切りをして損失の拡大を防ぐことが、損小利大を実践するコツです。

損切りは初心者が真っ先に覚えておくべきスキルです。必ずFXをする前に損切りのやり方を習得しておきましょう。

2.トレンド相場とレンジ相場で使い方が違う

RSIはレンジ相場での相性が良く、トレンド相場での相性は悪い指標だとされています。

そのため、トレンド相場時とレンジ相場時では使い方が違っており、その時の相場に合わない手法を実践すると、勝率を下げてしまうリスクがあります。

例えばレンジ相場の場合。買われ過ぎは売りのサインとして機能します。しかし上昇トレンド相場時において、買われ過ぎのサインはもっとレートが上がるサインとなりますので、売りを入れるとかえって負けてしまう恐れがあります。

以上のように、相場への対応を間違えてしまうと、かえって損失を膨らませてしまう結果を招きかねないだけに、RSIを使用する際には現在の相場はトレンド相場なのか、それともレンジ相場なのか、見極めておく必要があります。

対策

現在の相場がトレンド相場なのか、それともレンジ相場なのかを見極めたい時には、他の指標を使ってチェックをすると良いでしょう。

例えば、今回手法を解説するにあたって使用した移動平均線などは、トレンドの方向を知りたい時に役立つ指標です。このような他の指標を使用することで、現在の相場の動向を分析することが可能です。

RSIだけでなく、他の指標も同時に併用することで、より精度の高いテクニカル分析ができるでしょう。

3.難易度が高い

RSIはテクニカル指標の中では難易度の高い指標となりますので、初心者からすると習得が難しいかもしれません。

もちろん、RSIだけがテクニカル指標ではありません。他にも指標は沢山ありますので、そちらを習得しても良いでしょう。

ただし、RSIは上級者も使用するほど、実践的な指標でもあります。覚えておくと非常に役に立つので、できれば習得しておくことをおすすめします。

対策

RSIなどの扱いが難しい指標を使用する場合は、デモ口座で使い方を検証してみましょう。

お金を使わないデモ口座ならば、たとえRSIを使用したトレードで負けることがあったとしても、損をせずに済みます。

失敗の経験が多ければ多いほど、早くRSIの使い方を習得できるでしょう。

デモ口座の良いところは、いくら失敗しても損をしないことです。RSIに限らず、扱いが難しい指標を習得したいという時は、積極的にデモ口座を活用しましょう。

FX初心者へのアドバイス

今回はテクニカル指標の中でも特に人気のある指標の一つであるRSIについて解説しました。

RSIは人気指標ということもあってか、多くのFX会社のチャートツールで利用可能です。習得しておけば、どこのFX会社の口座であっても、問題なくテクニカル分析ができるでしょう。

オシレーター系のRSIは、レートの買われ過ぎや売られ過ぎのサインを見つけたい時に役立つ、レンジ相場向きの指標です。

レンジ相場が苦手という人からすると、相性が良い指標でしょう。

ただしRSIは扱いが難しく、初心者が習得するには少しハードルが高いです。いきなり実践で使用するよりも、まずはデモ口座などで練習してみましょう。

テクニカル指標を習得するためには、使い方を学ぶだけでは足りません。実際に使用し、経験を積む必要があります。

練習して使い方を覚えることで、はじめてテクニカル分析を利用したトレードができるでしょう。