マクラレン・オシレーターとは?FX初心者でも勝てる利用方法解説!

短期間で高収入を得られることで有名なFXですが、為替市場は常に大きく動くものではありません。場合によっては数ヶ月にわたって目立った動きがなく、テクニカル分析の手法を用いても稼げない時があります。

そのようなFXで稼げない時期に備えて、投資をする際には為替市場だけでなく、株式市場にも目を向けておく必要があります。

マクラレン・オシレーターは、テクニカル指標の一つです。FXでは使用しませんが、株式投資ではよく使用される指標なだけに、FXだけでなく株も視野に投資をしたいと考えている方にほどおすすめの指標です。

今回はそんなマクラレン・オシレーターとは何か、その特徴や見方、トレードでの使用例、注意点、その他のおさえておきたいポイントなどを解説します。

マクラレン・オシレーターを習得することで、テクニカル分析の手法をFXだけでなく、株式投資でも活かせるようになるでしょう。

マクラレン・オシレーターとは?

マクラレン・オシレーターとは、株の特定の銘柄に対する騰落指標のことです。

このマクラレン・オシレーターの数値がプラスの時は上昇相場、マイナスの時は下降相場のサインとなります。

さらに、大きく動いた時は、買われ過ぎ、もしくは売られ過ぎのサインとして機能します。

マクラレン・オシレーターの対象は株式市場になるため、為替市場を対象にしているFXではこの指標は使用できません。

ただし、考え方そのものはテクニカル分析の参考になるので、習得しておいて損はないでしょう。FXだけでなく、株式投資のテクニカル分析に興味があるという方との相性が良い指標です。

実際にマクラレン・オシレーターを株式投資で使用すると、以下のようなチャートとなります。

マクラレン・オシレーターを使用すると、チャートの下部にグラフが表示されます。中央にある0ラインから見て、現在のラインがどこにあるのか、その位置関係を見てテクニカル分析をするというのが一般的なマクラレン・オシレーターの使い方です。

マクラレン・オシレーターは株式市場を対象にしているのでFXでは使えませんが、株を対象にしているCFDのトレードであれば使用できるでしょう。

MEMO
マクラレン・オシレーターは、株式市場を対象にした指標

マクラレン・オシレーターを使用する目的

マクラレン・オシレーターを使用する主な目的というと、株式市場のトレンドの方向性を確認したい時や、株の売買のポイントを探りたい時などがあります。

例えば0ラインよりもマクラレン・オシレーターのラインが上側にあれば、現在は上昇相場だとわかりますので、今のうちに購入しておけば銘柄の値上がりが見込みやすいです。

他方でマクラレン・オシレーターのラインが0ラインよりも下にある時は、下降相場だと判断できますので、株価が値下がりするリスクが高いです。

下降相場の時は、投資を控えた方が良いでしょう。

以上のように、今後の投資戦略を練る上でマクラレン・オシレーターは役に立つ指標となります。

MEMO
マクラレン・オシレーターの数値が0ラインよりも高ければ上昇相場、低ければ下降相場

マクラレン・オシレーターの見方

マクラレン・オシレーターを見る場合、0ラインから見て現在の数値はどこにあるのかをチェックすることになります。

基本的な見方としては、数値が0ラインよりも上ならば現在は上昇相場、0ラインよりも下ならば下降相場、となります。

実際にチャートで見ると、以下のようになります。

前半ではマクラレン・オシレーターの数値は0ラインよりも上にありましたが、途中より下落し、0ラインよりも低い位置へと移動しています。

つまり、相場が上昇トレンドから下降トレンドへと転換したということが上記のチャートより窺えます。

実際、ローソク足を見ると、レートが大きく落ちた時にマクラレン・オシレーターも反応し、上昇トレンドから下降トレンドへと転換しています。

以上のように、0ラインよりも高いところにあれば上昇相場、低いところにあれば下降相場、0ラインをマクラレン・オシレーターのラインがクロスしたら相場が転換した、というサインとなります。

この指標を用いることで、値上がりする可能性が高い時だけに絞って株式投資ができるでしょう。

マクラレン・オシレーターを利用したトレードの手法

ここではマクラレン・オシレーターを利用したトレードの手法を紹介します。

マクラレン・オシレーターを利用した手法というと、トレンド相場で利用可能な手法と、レンジ相場で利用可能な手法の二種類があります。

  1. トレンド相場での手法
  2. レンジ相場での手法

以下よりそれぞれの手法を詳しく解説します。

1.トレンド相場での手法

トレンド相場といえば、上昇もしくは下降している相場のことであり、一方的な展開になりやすい分、今後の動向を予測しやすいという特徴があります。

初心者でも勝ちやすい相場となりますので、FXを始めたばかりの方はトレンド相場から攻略してみると良いでしょう。

トレンド相場でマクラレン・オシレーターを使用する場合、押し目買いを狙う戦略が有効になります。

その手法を以下より詳しく解説します。

押し目買いを狙う場合、上昇相場中に発生する一時的な急落と、その後の反発があるまで待つことになります。

そこで今回は、上昇トレンドが発生している最中の相場で、マクラレン・オシレーターが0ラインを下から上にクロスしたタイミングで買い注文を入れるという前提で話を進めます。

まず以下のチャートより、買い注文を入れられるタイミングを探します。

まずチャートの移動平均線を見ると、綺麗に上昇していることから、現在の相場は上昇トレンドであることが窺えます。

あとは、マクラレン・オシレーターが0ラインを下から上にクロスしたタイミングで買い注文を入れるだけとなります。

やがて待っていると、マクラレン・オシレーターのラインが0ラインを下から上に突破しました。これが買いのサインとなります。

調整しているので少しわかり難いのですが、このサインが出た日付がちょうど2017年10月頃となりますので、そのタイミングで買い注文を入れます。

株価を見ると、ちょうど5000円台となりますので、このタイミングで株を保有したと仮定します。

その後、順調に株価が上がり、一時は6000円を超えました。キリが良いので、ここで株を売ったとします。

すると、5000円で株を買い、6000円で売ったので、1000円ほどの値上がりによる利益を獲得した計算になります。

仮に100株買ったとした場合、10万円の利益となるでしょう。

値動きが少ないFXと違って、株式投資は値動きが荒いです。そのため、たった1回の勝ちトレードで大きく稼げるなどのメリットがあります。

もちろん、外せば大損しますので、注意してください。

2.レンジ相場での手法

次にレンジ相場での手法を紹介します。

一定の株価の範囲内で上下に動くレンジ相場の場合、割安になったタイミングで買い注文を入れ、株価が割高になった後に売却して利益を狙うのがオーソドックスなデイトレードの手法となります。

そこで今回は、レンジ相場時においてマクラレン・オシレーターが0ラインを大きく割った時を売られ過ぎのサインとし、買い注文を入れるとします。

まず以下のチャートより、買い注文を入れられるタイミングを探します。

チャートの前半部を見ると、株価に動きがなく、レンジ相場と化していることが窺えます。

今回は割安になったタイミングを狙うので、マクラレン・オシレーターのラインが大きく下落し、売られ過ぎのサインが出るまで待ちます。

やがて0ラインを割り、大きく下落しましたので、ここで買い注文を入れることになります。

このサインが出たタイミングが4月16日の11時頃で、その時の株価が3万4200円なので、今回のトレードではここで買い注文を入れたと仮定します。

その後、株価が大きく上昇し、3万5000円まで値上がりしました。キリが良いので、ここで保有した株を売却したとします。

すると、3万4200円で株を購入、3万5000円で売却となりますので、800円分の値上がりによる利益を獲得できた計算になります。

レンジ相場を利用した手法は、デイトレード向きの手法となります。

レンジ相場は騙しが多く、上級者向けの手法となりますので、初心者のうちはレンジ相場よりも騙しが少ないトレンド相場から始めた方が良いでしょう。

マクラレン・オシレーターのデメリット、リスク、注意点

ここではマクラレン・オシレーターのデメリットやリスク、注意点などを解説します。

  1. FXでは使えない
  2. 騙しがある
  3. マクラレン・オシレーター単体では使い難い

以下より詳しく解説します。

1.FXでは使えない

まずマクラレン・オシレーターは、株式市場を対象にしている市場であるため、FXでは使えません。

利用する際には、株式市場を念頭において投資をすることになります。

マクラレン・オシレーターの使い方を習得しておけば、これ以外のテクニカル指標を使う時に参考になりますので、覚えておいて損することはないです。

ただし、FXだけをトレードの対象にしている方からすると、マクラレン・オシレーターは使い道がありません。

対策

投資の対象は為替市場だけではありません。時には株式市場にも注目してみることをオススメします。

確かにマクラレン・オシレーターは株式投資を対象にしている指標なのでFXでは使えませんが、ではFXだけを投資対象にトレードをしても問題はないのかというと、そのようなことはありません。

というのも、為替市場は常に大きく動くわけではないからです。時には数週間にわたってまったく音沙汰がなく、動かないという時もあります。

このような動きが少ない相場に直面した場合、トレーダーができることはありません。

しかし、為替市場が動かない時に株式市場へ投資対象を変更し、トレードをすれば、FXで稼げない時期に株で稼ぐことができます。

FXに動きがないので株で稼ぎたいという悩みを抱えているトレーダーほど、株式投資を対象にしているマクラレン・オシレーターは役に立つことでしょう。

2.騙しがある

マクラレン・オシレーターは確かに役立つツールですが、万能ではありません。時には失敗し、損失が発生することもあります。

そもそもテクニカル分析には騙しが付きものです。時には売買のサインが外れ、トレードで失敗することもあるでしょう。

もしも騙しに遭った時のために、トレードをする前に騙しへの対策を立てておきましょう。

対策

騙しへの有効な対抗策は、損切りのルールを確立しておくことです。

たとえ騙しに引っかかってトレードで負けることがあったとしても、早々に株を売却してしまえば、損失も最小限で済みます。

ここで損切りができず、いつまでも負けたトレードに固執するあまり、株を売却できないでいると、余計に損失が膨らみ、資産が減っていくことでしょう。

株式投資はFXと違ってロスカットがありませんので、いくらでも株を保有して塩漬けにすることも確かに可能です。

しかし、株を長期保有すると、次の投資へのアクションが行えず、新しいチャンスを失うリスクがあります。

トレードで稼ぐつもりなら、負けた際には潔く損切りをしましょう。

3.マクラレン・オシレーター単体では使い難い

マクラレン・オシレーターはそれ単体では使い難いです。

というのも、トレンド相場とレンジ相場では、マクラレン・オシレーターの使い方に違いがあるからです。

今回手法を解説するにあたり、トレンド相場での使い方とレンジ相場での使い方をそれぞれ別に紹介しましたが、相場が違うと注文のタイミングが異なってきます。

マクラレン・オシレーターを使い、適切なタイミングで注文を入れるには、相場に対する理解力が求められます。

対策

マクラレン・オシレーターを使用する際には、移動平均線などの他のテクニカル指標も同時に使用しましょう。

移動平均線などの他の指標を使用することで、現在の相場はトレンド相場なのか、それともレンジ相場なのかを見極めやすくなります。

相場の状態さえ客観視できれば、あとはその相場に合わせてトレードをするだけです。

テクニカル指標は世の中に多くあります。マクラレン・オシレーターだけに頼らず、他の指標も使ってみましょう。

他の指標も同時に使用することで、マクラレン・オシレーターの効果を十二分に発揮することができます。

FX初心者へのアドバイス

今回は株式市場を対象にしているマクラレン・オシレーターについて解説しました。

マクラレン・オシレーターは確かに株を対象にしていますが、FXとは全く無関係というわけではありません。

使い方を知っていれば株式市場でトレードをする際に役に立ちます。

為替市場というのは常に動くわけではありません。時には動かない時もあります。そのような相場が動かない時に、株式投資で稼ぐ方法を知っておけば、時間を有効に活用できます。

1年は12ヶ月しかありません。そのうちの数ヶ月がFXで稼げないタイミングにハマってしまった場合、FX単体だけだと数ヶ月にわたって稼げない時期が続きます。

残りの数ヶ月で稼ぐことができれば問題はないのですが、もしもトレードで失敗した場合、年内にFXで取り返すことはできないでしょう。

しかし、株式投資のやり方も覚えておけば、FXで稼げない時期であっても稼げるだけに、投資の幅が広がります。

FXを始めてみたものの、為替市場が動かず、稼げないという悩みを抱えているという方は、一度株式市場に目を向けてみましょう。